会議をブログするさいのお楽しみは色々あるが、ビデオを撮影し、ブログに配信することもその1つに挙げられる。ビデオはブログに躍動感をもたらし、オーディエンスは臨場感を持ってブログを楽しむことができる。ビデオを使った会議のブログを紹介して、シリーズの最終回を締めくくろう。この行為は、ビデオを撮影してブログに載せるのと同じぐらい簡単だろうか?答えは、イエスそしてノーだ。
私が会議のブログにビデオを利用するとき、自分が撮影するビデオクリップが2、3分ほどの長さのセグメントに向いているかどうか確かめたくなる。またビデオを撮影する前に、各記事が伝える目標を考慮して、ブログの記事の青写真を描く傾向にある。
さらに私はビデオにインタビュー形式を採用することで、シンプルにすることを心がけている。大抵の場合、1つのトピックにつき、インタビューは1回行う。ブログに掲載したいトピックに関する質問を1つ投げかけるのだ。
たとえば、大学キャンパスのポッドキャストに関するトピックに興味を抱いているとしよう。まず私は大学内でこの手のトピックについて知識のあるインタビュー候補者を探すことから始める。そして簡単な質問を投げかける。たとえば「このキャンパスでポッドキャストが始まった経緯を教えてください」や「キャンパスのポッドキャストは今後どうなっていくと思いますか?」、あるいは「学生や学部からのポッドキャストの評判はどうですか?」 こんな感じになるだろう。
それでは会議でビデオを使うときの手順を見て行こう。
1- ブログのトピックを決め、インタビュー候補者のリストを作成する。
2 - 候補者に連絡を取り、ブログを書いているサイトについて教えてあげよう。インタビューとサイトに掲載する許可を取ることを忘れないように。メールあるいはカメラを通じて了承を得て、カメラの前で尋ねる予定の質問を事前に教えよう。彼らの機嫌を損ねないアプローチを心がけよう。
3 - インタビューセッションで尋ねる質問を考えよう。インタビューする相手に自由に答えられる形式で尋ね、簡単で単刀直入な質問を徹底するのだ。長ったらしい質問を避け、一回で聞ける質問にしよう。カメラを回す前に、インタビューする相手に考えた質問を投げかけ、答えさせよう。リハーサルを行うのだ。カメラの前では緊張してしまう人も、リハーサルを行うことでリラックスできるだろう。この手順2を読んでいれば、インタビュー中の関連する質問についてもなんとなく感じがつかめただろう。
4 – ビデオを撮影するときは照明、音質、カメラの位置と安定性に気を配ろう。ただし、あまり客観的に見えすぎないようにしよう。
インタビューする場所に明るく、あまり人目につかない廊下を選ぼう。静かな場所のほうが雑音の少ないビデオを作れる。しかしインタビューの背景としてイベントのせわしなさを撮影したい気分になることもあるだろう。そういう場合は、バックでウロウロする人が映る明るい場所を選ぼう。こういう場合の撮影場所としてよく利用されるのが展示フロアーだ。
もしカメラにマイクジャックついているなら、シンプルなラペルマイクを買って(20ドル以下で買える)、使おう。オーディエンスは音質が改善されれば喜ぶはずだ。
三脚を持ち込めるなら、検討しよう。私はカメラを持ちながらインタビューするのが好きだが、カメラを三脚に立ててインタビューするスタイルが好きな人もいるからね。インタビュー中カメラを動かさずに固定するのは訓練がいる。カメラとフレームを動かさずに撮影するカギは(つまりインタビューする相手の周りのスペースを制御できる状態)、インタビュー相手ではなくビデオカメラのモニターから目を離さないことだ。また、インタビュー中のズームインやズームアウトを使うとビジュアル的な魅力が増す。
5 - お気に入りのビデオエディターを使ってビデオを編集しよう。それが終わったらウェブにアップロードしよう。ちょっと時間をとってタイトルをビデオに入れよう。この際にはインタビューした相手の名前や身元が分かる情報、たとえば大学名、会社名、ウェブサイト名を載せるのを忘れないように。ビデオを圧縮して400ピクセル以下のサイズにしよう。(ちなみに私は16:9形式で撮影するので、サイズは400×225だ。)グーグル・ビデオやYouTube(ユーチューブ)にアップロードしよう。そしてフラッシュ・プレイヤー等のエンベッド用に提供されているコードを使おう。
6– ビデオをタグ付けしてブログに注釈を入れよう。サイトにビデオをアップロードしたら、次に記事を作成しよう。グーグル・ビデオやユーチューブから取得したコードをペーストし、記事をプレビューさせてちゃんとビデオが表示されるか確かめよう。どこでビデオを撮影したのか、登場人物は誰なのか、彼らが何を言っているのかを記載するようにしよう。また、自分の見解も加えよう。前述した通り、記事のタグ付けを忘れないように。
7 - インタビュー相手に記事へのリンクを貼ったメールを送ろう。
例を2つ用意した。1つめはボール・ステート大学のナンシー・プレイターを、そして2つめはカレッジ・オブ・ニュージャージーのマシュー・ウィンケルを取材した記事だ。(2つめ記事ではビデオをホストする際に1つめとは違うやり方で行ったことに注意。クイックタイムを通常のウェブサーバーにホストして、読者にホスト先のリンクを提供している)
[ダン・カーリーンはSyndication for Higher Ed(シンジケーション・フォー・ハイヤー・エデュ)とNew Communications Review(ニュー・コミュニケーション・レビュー)に会議で取材したブログを書いている。またBerks.TVでビデオを配信している。]
[原文へ]
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