Tuesday, 7 October, 2008

ブログの商業利用はOK?

1月 31日 at 8:11 am by スコット カープ -

ブログを配信する際の伝統的な規則では、広告は広告として掲載し、お金が支払われていないコンテンツとは別物として扱うことが要求されている。典型的なコンテンツ付きの広告は記事として表示されるが、実際には購入されており、対価が支払われている。しかし「特別広告セクション」のように注釈がつけられていることはほとんどなく、規則に触れるか触れないかの紙一重をいっている。このやり方は1つのメッセージで間に合う大規模な広告には使えるが、ニッチが狭くなるにつれて、個人に関連するようにマーケティングメッセージを調整していく必要がでてきた。— しかし、いったい誰がこの新しいマーケティングコンテンツを作っていくのだろうか?既存の広告会社はこの種には対応していない。これは未だに解決されていない重要な問題だ。

当然ながらブロガーは、コンテンツ、読者のコメント、その他のブロガーのリンクを作り、自分のニッチコミュニティを作っている。これには参加者がお互いを知り合うには必須だ。ブロガーとコミュニティとの間には直接的なつながりがある。そうなると、ブロガーよりもうまくマーケティングメッセージをコミュニティに関連づけたり、コミュニティの興味を惹くようなメッセージを作ることができるのだろうか?

この問題が私のなかで具体化したのはジェフ・ジャービスの記事を読んでからだ。彼はオールウェイズオンカンファレンスでPayPerPostのテッド・マーフィーに密着していた。PayPerPostは何度もブロゴスフィア全体から、規則を根本的に違反しているとして非難を受けている。私自身も以前投稿した記事で、これが詐欺にあたると思うと書いたことがある。— コンテンツに対価が支払われていることを明かさなければ詐欺だ。PayPerPostはブロガーに記事に対価が支払われていても公表することを求めなかったので、自業自得とも言える。しかし激しい憤り(私も含めて)に任せて、我々はブロガーが読者に合わせて作るマーケティングコンテンツが実際に道理に叶っているかどうかについてはあまり注目していなかったようだ。— 当然ながら適度に公開され、透明性が存在することを仮定していたからだ。この疑問がジェフの記事を読んで心に浮かんだ。

彼はまたアマンダ・コンドンが彼女のビデオブログ(新旧問わず)で宣伝を流そうが、PayPerPostのユーザーが彼女のビデオブログで宣伝を流そうが、大差はないと述べている。なるほど。しかしパネラーの1人がRocketboom(ロケットブーム)は明らかにショーであり、この場合宣伝をするのは理に叶っている。つまり関係性がはっきりしていると指摘した。

しかしブログは明らかに公開するのを前提としている。そのため対価が支払われていることを鮮明に記載した記事は、テレビ番組のスポンサーに感謝する司会者や雑誌のPR広告に相当するのではないだろうか。繰り返しになるが、公表するかしないかというこの問題は、さらに大きな問題に影を投げかけている。もし適切に公表した場合、ブログでのフェアな宣伝行為とはいったい何を指すのだろうか?

デビッド・ワインバーガーを含めブロガーの多くはブログを商業化することに大反対している。— また保守派のブロガーのなかにはブログの広告すべてを犯罪と見なしているブロガーまでいる(そう、ブログにもとうとう保守派が現れるようになったのだ・・・)。確かにブログを商業化する必要はないが、ブログから収益を得たいブロガーもいるわけで、規範を引き続き策定していく必要があるだろう。

それではこのシナリオを実行に移そう。— まず生活や家族に関する記事を投稿するブロガーがいるとしよう。そして彼には友人や家族以外にも読者がたくさんいることにする。彼は時々PayPerPostを通して記事を投稿しているが、彼の記事に対価が支払われていることを示すため、適切に同サービスの「特別広告セクション」を利用している。ブログ全体を背景とすると、その他のメディアでは許されていることが、問題になってしまうのだろうか?

私は最近ブログヘラルドのページ上部にPayPerPostの広告が掲載されているのに気づいた。— ただしこの記事のために彼らから金銭を受け取っていない。それは間違いない。そして当然ながら私はブログヘラルドからお金を貰ってこの記事を書いている。PayPerPostはあくまでも広告主だ。それが理由でReviewMeや、その他のサービスではなくPayPerPostを例として使っていると思う人はいるのだろうか?冗談もほどほどにしてくれ。

実のところ、メディアの規範は一筋縄ではいかないのだ。— ブログは生まれたばかりのメディアで、商業化という押し寄せる波を受けながら沖に向かっているのだ。

[スコット・カープは彼自身ブログ、Publishing 2.0(パブリッシング2.0)に広告を掲載しているが、記事に関しては対価を受け取っていない(ページビューや記事がきっかけとなってクリックされた広告はのぞく—もう何でもいいよ!)。

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