先週、Netscape(ネットスケープ)は今後リリースされるブラウザー、「バージョン9」の宣伝を少しだけ公開した。詳細はほとんど明らかにされなかったが、個人的に一番おもしろいと感じたのは彼らが盛んに宣伝していたソーシャルニュースサイトとの統合だ。これは多くのソーシャルニュースマニアがDigg(ディグ)やReddit(レディット)やNewsvine(ニュースバイン)等のサイトを利用して、喉から手がでるほど欲しかった機能だ。しかしこれがいったい何をもたらすのだろうか?どれだけしっかりと統合されるのだろうか?ネットスケープのユーザーのマストアイテムとして認められるにはどうすればいいのだろうか?そしてこの統合によりソーシャルニュースにはどんな影響がでるのだろうか?
機能のポータブル化
異なるページを見ているときに手元にあると便利なソーシャルニュースサイトの機能はたくさんある。こういった機能はナビゲーションツールバー上に組み込むこともできるだろうし、各種サイドバーとして備え付けることができるかもしれない。
ソーシャルニュースサイトに投稿されたURLを見ると、投稿にどれだけ獲得した票数が表示されるなんてどうだろう?これはページを訪問する度に更新されるのだ。同様に、投票ボタンが用意され、サイトを去らずに投票(あるいはシンク(反対投票))することができるほうがいい。また、当然ながら、URLの投稿ページや自分のソーシャルニュースサイト上のスレッドにリダイレクトするナビゲーションボタンも必要になってくるだろう。
投稿されたURLを見ると、ブラウザーのサイドバーを使ってソーシャルニュースサイトに利用できる有益な情報がたくさん掲載されている。誰が投票したかを表示するサイドバーだと思ってもらえればいい。ネットスケープの場合だと、投票者に加え、誰がシンクしたのかも表示されるようになり、ディグの場合は、誰がブログを書いたのかも分かるようになるだろう。さらにネットスケープがタグ付けのシステムを基に記事を決定していくのと同様に、関連する記事を表示するサイドバーがディグにも実装されるかもしれない。サイドバーと言えば、投稿されたニュースのコメントのスレッドを表示し、ページを去らずにコメントを残せる機能があってもいいのではないだろうか?
投稿されていないニュースの場合、「投稿する」ボタンが利用できるようになるべきだ。理想としては、見ているページを去らずに投稿プロセスを実行できるほうがいいだろう。代わりに、このボタンをサイドバーやダイログに実装すればもっとシームレスな投稿が期待できる。
RSS機能
ブラウザーのRSS機能はすべてソーシャルニュースのデータと組み合わせるべきだ。たとえば、Firefox(ファイヤーフォックス)でRSSフィードをクリックすると、きれいにフォーマットされたリストのインターフェースが表示される。私ならソーシャルニュースのブラウザーに投票ボタンやリンクが投稿されたことのあるRSSのアイテムすべてへの投稿記事のリンクを加えるだろう。そうすることで各RSSのアイテムを実質的にソーシャルニュースサイトへの投稿(あるいは投稿候補)という形に変えてしまうのだ。
サイトの機能
告知を見る限り、ネットスケープ特有の機能もいくつかあるようだ。1つは友達全員の最近の投票や、コメント、そして投稿を表示する「Friends’ Activity Sidebar(友達のアクティビティを表示するサイドバー)」がある。さらに、ネットスケープ内部のメッセージ送信システムを利用し、サイトメールを受信すると通知してくれる「Sitemail Notifier(サイトメール受信通知)」もある。

効果
当然ながらこれらのアイデアの中から実際に新しいネットスケープのブラウザーに採用されるのは不明だ。前GMのジェーソン・カラカニスはソーシャルブックマーク機能、投票機能そしてコメント機能が組み込まれるとほのめかしている。
この3つの機能だけでも十分にソーシャルニュースの利便性が増すはずだ。そしてより多くの人がソーシャルブックマークにアクセスできるようになるのだ。その結果、「新」ネットスケープに登録するユーザーの数が大幅に増えるだろう。そしてソーシャルブックマーク機能をサイトから持ち出せるため、ネットサーフィンしながら四六時中投稿することができる。そのため多くの人の知識を増やすことにつながるのだ。
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