先週、クリスがソーシャルメディアを取り入れるのに苦労しているPR業界のことを絶妙なタッチで綴っていた。今週の私のコラムでは、「新」インターネットがPRコミュニティの関心を惹きつけている理由と、反対に、デジタル分野の人たちがPR業界を受け入れる必要性について説明していこうと思う。デジタル分野の人たちとはソーシャルメディアに携わっている人、あるいはタイムズ誌が選んだように、つまりあなたのことだ!
私が何を支持しているかはおおよそ検討がついているだろう。私はPR業界が会話を求めて奔走しているのは承知しているが、正直言って広告に関しては煩わしく思っている。広告は支援を購入する。それがPR業界の収益となる。広告はあなたの顔のちょっと先から大声で勧誘してくるが、PRはあなたの耳元で囁く。さらに広告はタップするまで徹底的に攻めてくるが、PRは正しい方向に行くように優しく肩をたたくのだ。
さて、PRは縛りがほとんどないので、後部座席に甘んじている。予算が少ないことに加え、投資の回収率の低さゆえ、救いようがない。しかし今はマーケティングが関係、結びつき、コミュニティの構築を意味する時代だ。引き続き自動車に例えると、クライアントと消費者が話し合えるように働く我々は、さしずめ運転席に座っているのだ。
以前、PRにとってはメディアを喜ばせることがすべてであった。おもしろくて、説得力のある話題を提供するのだ。独占インタビュー、差し止められた記事、先行してリリースされた製品情報、有能な代弁者たち。これらはまだしっかりと機能している。
唯一の問題は、注目を求めて声をあげる多数の企業に対して、スペースが限られていることだ。並のジャーナリスト(比喩としてであり、決して文字どおりに取らないで欲しい)はPR業界の人間に追われ、彼らのクライアントのことを記事にするよう迫られている。しかし残念ながらスペースはそれほど広くないのだ。
しかし今ではブログをしている人なら誰でも「メディア」になりえる。無料のBlogger(ブロガー)やWordPress(ワードプレス)のアカウントを持っている人なら誰でもクライアントについて記事を掲載している可能性があり、それらを把握するのもPRの仕事の一部だ。これをモニタリングして、レポートする。また必要に応じて、さらに情報を提供し、会話を助長することで自ら参加するのだ。
そして次々にクライアントを「単なる企業の1つ」から情報エンターテイメントを提供するコンテンツプロバイダーに変えていく。役に立つヒント、レシピ、業界に関するコメント、またはある話題について同じような考えを持った人たちと交流する場所を提供するだけでもいい。
企業は自分たちの業界に関する会話にも耳を傾けるべきだ。もし話題が自分たちのことではなかったら、参加して新しい話題を提供し、彼らからフィードバックを引き出すべきだ。
クライアントと消費者が話し合えるようにすることで、両者とも幸せになれるのだ。消費者はさらによくなったお気に入りの製品を手に入れる一方、クライアントは製品を改善し、売り上げを伸ばすことができるのだ。
[エド・リーはiStudio Canada(iスタジオ・カナダ)でインターネット・コミュニケーションのシニア・コンサルタントを勤める。また、ブロギングミーブロギングユーでパブリックリレーションズおよびソーシャルメディアの有益性をテーマにしたブログを書いている。]

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