Wednesday, 19 November, 2008

PR業界、いまだソーシャルメディアの学習中

タグ:
1月 12日 at 11:00 am by クリス クラーク -

そうだと願いたい。

PR業界は変わろうとしている。10年前にインターネットが力を発揮するようになったとき、PR業界の人間が将来どうなっていくかについて考えていたかは疑問だ。それ以降、インターネットはブームとなり、爆発し、最近また勢力を強めてきた。しかしPR業界全体を見ると、我々が「ソーシャルメディア」と呼ぶ新しいメディアに対応する準備ができているとは思えない。

なぜかって?最初に挙げる理由は、ほとんどのPR業界の人たちは新しいことを学ぶ時間がないからだ。これはどの業界についても言えることだろう。昨日の仕事の遅れを取り戻すのに必死で、明日何があるかなんて考えてられないだろう。これは今我々が話題としている、伝統的に体質が変わっていないPR業界にも当てはまることだ。

PRのプロがソーシャルメディアについて行けない理由がまだある。誰も教えないからだ!個人的にはこれが一番大きな問題だ。オフィスにいると、誰もが「理解する」ことを期待されているのだが、誰も「理解する」のが何なのかさえ教えていない。たとえば、どれだけ長い時間話しに加わっていても、Technorati(テクノラティ)がいったい何なのか、あるいはdel.icio.us(デリシャス)Bloglines(ブログラインズ)のアカウントにどうやってサインインするのかを腰を落ち着けてじっくりと教えてあげなければ、みんなが何を話しているのかさっぱり分からないままで終わってしまう。

PR業界ではソーシャルメディアの流れに乗らないグループがもう1つある。懐疑論者たちだ。私は懐疑論者たちの存在には感謝している。彼らがいなければ野党が存在しないからだ。彼ら懐疑論者を2種類のグループに分けられることが分かった。根拠があるグループと、そうでないグループだ。根拠があるグループは勤勉なタイプで、物事を確認して、事実と経験に基づいて意見を練り、声に出す。根拠がないグループは大雑把な一般論を取り上げ、目に見える証拠、事実がないのはもちろん、思いつきで適当に予想している。業界が成長していくうえでどちらが重要なのかは言うまでもないだろう。

この業界に数十年いる人たちがいまだに基礎的なコンピュータのスキルを学んでいる一方で、私はコンピュータとともに成長した。コンピュータはかなり前から職場にあるものの、ユーチューブから自分のグーグルサイトに進む方法が分からない人が大勢いるのが不思議でならない。しかし、ソーシャルメディアを理解していない場合と同様に、おそらくPCを与えられ、自分でマスターするように期待されてきたのだろう。

技術のギャップは大きい。私がPR業界のメジャーなポッドキャストを聞くなら、最初に聞くのは「For Immediate Release: The Hobson and Holtz Report(フォー・イミディエイト・リリース:ザ・ホブソン・アンド・ホルツ・レポート)」か「Inside PR(インサイド・PR)」だろう。しかしその一方で大勢のPR業界の人間は聞いていないだろうし、こういったサイトがあることも知らない人もいれば、ポッドキャストが何かも分からない人だっているだろう。この二つを筆頭にその他のポッドキャストから得られる情報はたくさんある。もし私が今日PR企業に入社して、PR業界のトップ二人が現在のPR業界について掲示板でチャットすると言ったら、全員でなくても大多数が参加するだろう。でも、もしポッドキャストと言ったら、オーディエンスの99%はいなくなってしまうだろう。苛々しないかって?もちろんストレス溜まるよ!

PR業界のオンラインコミュニティは引き続き成長している。我々の公式記録測定者、コンスタンティン・バストゥレアによると、コミュニティは昨年ほぼ倍増し、630にまで増えたそうだ。すごいよね?PRのブログが増えれば、PR業界がソーシャルメディアにもっと注目するようになると期待する人もでてくるだろう。PRブロガーが増えるとはいうことは、友達や同僚に、「僕のブログ見てよ!」という人が増えるということだ。ただ残念なことに、2番目に多くトラフィックが計測されたPRブログが、PRコミュニティの口うるさい自称オンブズウーマン、Strumpette(ストランペット)のブログだったことだ。いいことをしていても、悪いことばかりが目立ってします。

2007年はPR業界の人たちが助け合って、もう少しソーシャルメディアについて理解できるような年になってほしい。

[クリス・クラークはカナダのトロントに本社を置くThornley Fallis Communications(ソーンレイ・ファリス・コミュニケーションズ)に勤務している。またPRとソーシャルメディアに関するブログ、Student PR(スチューデントPR)でブログを書いている。]

[原文へ]

特集用画像の提供元


トラックバックURL:
http://jp.blogherald.com/2007/01/12/public-relations-still-learning-social-media/trackback/

0件のコメントがあります。



コメントはありません