私は新しいメディアが地域社会にいい影響を与えられる手法を編み出したいと思っている。それで半年前、パートナーとともに私が住むペンシルバニアに焦点を当てたビデオブログをローンチしたのだ。
将来的には80以上のビデオセグメントを目指している我々は、自分たちのショートフォームビデオコンテンツを、ビデオブログの中核を成すWordPress(ワードプレス)のインスタンスを使わずに配信する方法を探すことから始めた。我々はHDV(ハイデフィニションビデオ)形式で撮影、編集を行っており、現在提供している「400 x 225 クイックタイム」と平行してさらに高画質な映像で配信するという最終的な目標を掲げている。
Zudeo(ズデオ)がHDVにフォーカスしたプラットフォームとBBC(Wired(ワイヤード)でよくまとめられている)等の配信提携先を発表している頃、我々はこの話題で持ちきりになり、有名なBitTorrent(ビットトレント)クライアントのAzureus(アズレウス)を使ったこの業界主導型プラットフォームが、ビデオブログに関連するHDコンテンツの配信に向いているかどうか試してみることに決めたのだ。
ズデオでビデオを見たり、配信したりするには、ズデオのソフトウェアクライアントをダウンロードする必要がある。これはウィンドウズ版、マック版ともに提供されている。さらに自分のビデオを編集して、圧縮するツールも必要なのだが、ズデオはウィンドウズユーザーには「ウィンドウズ・メディア・エンコーダー」と「ウィンドウズ・メディア・メーカー」を、マックユーザーには「ファイナル・カット・プロ」、「ファイナル・カット・エクスプレスHD」、「アビッド・エクスプレス」、「iムービHD」を推奨している。「ウィンドウズ・メディア・エンコーダー」はウィンドウズXPに同封されており、「iムービHD」はMax OSXに同封されている。ズデオは以下の要領でビデオを圧縮することを薦めている。
・640×480のDVD画質を2Mbpsで圧縮する際のターゲットサイズは1.75GBで所要時間は2時間
・720×400のDVD画質を2Mbpsで圧縮する際のターゲットサイズは1.75GBで所要時間は2時間(アスペクト比が16:9の場合)
・1280×720のDVD画質を4Mbpsで圧縮する際のターゲットサイズは3.5GBで所要時間は2時間
ズデオが薦めるHD品質でビデオを圧縮する方法に従い、私は「ファイナル・カット・エクスプレスHD」を使って、すでに我々のビデオブログで配信済みのビデオをいくつか圧縮してみた。H.264ビデオコーデックと「アップル・ロスレス」オーディオエンコーディングを利用した結果、155MBで2分から4分のクイックタイムファイルのセットが作成された。
ズデオにビデオをアップロードするプロセスはYouTube(ユーチューブ)やグーグル・ビデオにアップロードするプロセスに似ている。唯一の違いは、ローカルのソフトウェアプログラムで実行するか、ウェブベースのフォームで行うかだ。タイトル、簡単な説明、再生時間、タグ、サムネイルを各ビデオに掲載する必要がある。一般に公開してビデオを共有するか、個人的に保管し、知り合いのみに見せるか選ぶことできる。ちなみに私は公開した。最初のアップロード画面を下に載せた。

私がズデオのアップロードクライアントを気に入っているのは、アップロードの残り時間を表示してくれるからだ(下のスクリーンショットを参照)。

ビデオがアップロードされると、メタデータとサムネイルをアップデートできるようになる。私は初めのビデオをアップロードした後、ちょっと手を加えた。これが喜ばしいことにズデオ内のアップロード済みディレクトリにすぐに反映された。ディレクトリページのスクリーンショットを下に載せてある。

もう一つ、優れた機能がズデオにはある。「Magnet Links(マグネット・リンクス)」だ。これを使うとビデオを自分のブログやウェブで共有することができる。2つの選択肢のうち出来のいい方にアップロードしたサムネイル、タイトル、ファイルサイズ、再生時間を組み込む。そこで私は最初にアップロードしたビデオが好きだったので、ビデオブログに記事を掲載し、マグネットにペーストし、次に我々の読者に向けて経緯を説明した。数分後、マック・パワーブックで問題なく高画質なビデオクリップをダウンロードして再生した人からメールをもらった。下のイメージはビデオブログにエンベッドしたサムネイルのスクリーンショットだ。
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(興味のある方は実際にズデオのこのページを確認しよう)
ズデオのプラットフォームの一番いいところは、グーグル・ビデオやユーチューブと違って、低画質のフラッシュ形式に変換されないことだ。さらに、ズデオクライアントを持っている人なら誰でもアップロードされているファイルのコピーをダウンロードすることができる。つまり我々がもともと作成した「1280×720 クイックタイム」ビデオと同じ高画質でビデオを楽しむことができるのだ。
消費者用のHDVカムコーダーが1,000米ドル以下で購入できることを考えると、ハイデフィニションコンテンツをターゲットとしたズデオのようなプラットフォームが少なくとも2種類は今年初めに新しくローンチされるだろう。2007年はウェブ上のHDVにとって輝ける一年になるはずだ。
第一印象: ズデオがHDで撮影するビデオブロガーたちに提供しているのは、自分の作品を高画質でインターネット上に配信するための便利な手法だ。
読者の皆さんにとってどんな意味があるか?: 新しいHDVカメラを使ってウェブでビデオを配信することが誰にでもできるようになった。
コスト: 無料
ラーニングカーブ: 事実上存在しない。
これからの利用予定: 我々はすでにビデオブログで提供している「400×225 クイックタイム」のクリップと平行して「1280×720 クイックタイム」バージョンをアップロードしていく予定だ。我々が選んでいくセグメントは中身の濃い、またはアウトドアの景色が含まれているものになるだろう。
[ダン・カーリーンはペンシルバニア東部のカルチャー、アート、アウトドアをフィーチャーしたビデオブログ、Berks.TVの共同ファウンダーであり、ビデオの配信もしている。このビデオブログではHDのビデオクリップを配信されている。]
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