最近はおもしろくて役に立つブログが多いため、乗り遅れないように頭はフル回転させて、指をせっせと動かしてクリックしよう。
私が関心を持っている分野の一つに科学がある。驚くべき現象や素晴らしい発見があちこちのブログで語られ、貪欲な好奇心が満たされている。その多くは正真正銘の科学者によって提供されており、最新の研究情報を遅滞なく手に入れるにはこれほどおもしろいマテリアルはなかなかないだろう。さらに素晴らしいことに、コメント機能という新たなアトラクションがブログに加わったことで、科学者と会話することが可能になり、科学コミュニティ内で結論を求めて激しく交わされる議論を垣間見ることができるのだ。
科学ブログは数あれど、科学に限定したものから、科学の教育論を語るものまであるが、ほとんどのブログは著者の政治的そして社会的な見識も反映されている。科学ブログ集はScienceBlogs(サイエンスブログズ)がお勧め。また、LiveScience(ライブサイエンス)のブロガーは非常に優秀だ。これらのリストは専門分野でグループ分けされ、見所の抜粋が添えられている。ブログからリストアップされていない科学者のブログにリンクが貼られていることがよくあるが、これは「専門分野+ブログ」でウェブ検索をかけて発見できるよりも、もっと多くの科学ブログが存在することを意味している。
しかし予め警告しておこう。ブログは見識、分析、信条のはけ口であり、時折科学における社会的、そして政治学的な意見を区別するために利用されることもある。科学ではなくイデオロギー的な考えのみに固執した科学者を集めたブログサイトもある。科学以外の話題から科学の分野にシフトチェンジすることで、批評的に考えるスキルを鍛えることもできるというメリットもある。科学ブロゴスフィアの発展に力を尽くそうではないか。その価値はきっとあるはずだ。
次々に生まれるニュースが議論されているブログがたくさんあるので、この中からおもしろそうな最新のトピックを自分のコラムに選んでいく。そして私たちの世界(あるいは宇宙)に関する記事を果敢に投稿してくれる科学者から素敵な情報を学んでいこうと思う。たとえば私はグルルサイエンティストという分子進化を専門とする生物学者がLiving the Scientific Life (Scientist, Interrupted)に投稿した記事で、メスのコモドオオトカゲが単為生殖で卵を産みそうだ(子供はすべてオス)というニュースを知ったのだが、私がこの情報をつかんだのはCNN等のメジャーなマスコミが放送した時点よりも一日と半日ほど早かった。
私と同様、女性のコモドオオトカゲが普通にオスと、そして単為生殖で何の問題もなく子供を産むことができるとは、なんと不思議なことだろう。さらにこのコモドオオトカゲと同様に単為生殖でも子供を産むことができる種が70種前後存在することも発見した。この中にはヘビやトカゲが含まれている。当然ながら、小さな子供たちの両親、そして祖父母である私たちは「悪魔のベイビー ゴジラ危機」のことは知っているので、自己繁殖のトカゲについて全く知らなかったわけではない。しかし私は今になってはじめてコモドドラゴンがこの種に当たることを知り、トリビアの泉的な番組に投稿すれば知的な大騒動を引き起こすこともできるのだ。ありがとう、グルルサイエンティスト!しっかりLiving the Scientific Lifeをブックマークさせていただいた。科学のニュース、可愛い写真、この世界に関して人から人へ伝わっていく様々な不思議に対する見方がユニークでおもしろいからだ。
さて、私はチャド・オルゼルのブログUncertain Principles(アンサーテン・プリンシパルズ)を読んだのだが、なんと自分専用の理論物理学者を借りたり、買うことができるようだ。ずっと欲しいと思っていたこのサービスはスコット・アーロンソンが自らのブログShtetl-Optimized(セルフオプティマイズド)で彼が雇われて超弦理論の論争に参加していると宣伝していたことがきっかけとなった。スコットを雇い、次回の冷水装置の講義で気取った物理学マニアをコテンパにすることを想像するだけでも楽しくなる!一週間後、一番高い入札額はいくらになるのだろうか。そして私はE-Bay(イーベイ)でよくやっているように1セント差で落札するのだ・・・。
さて、冬になって雪がほとんど降っていないことに孫が腹を立てているので、地球温暖化に特化しているプロの科学ブログを探すことにした。そしてJames HrynyshynのブログThe Island of Doubt(ザ・アイランド・オブ・ダウト)を発見したのだが、そこに考えさせられる質問が私の目の前に飛び込んできた。「我々は気候変動を過大評価してきたのだろうか?」というものだ。さて、私は常日頃から溜まりに溜まったあいまいな知識でまわりの人たちの関心を惹いているのだが、そのときに、科学者の苗字に母音がない場合、それを噛まずに読めるとさらに信頼性が増しているような気がする。
個人的に、「もっともらしい科学」をその不確実性も含めて解釈していくプロセスにおいて、しっかり精査して、社会政治学的なポリシーを理由にしっかりとした提案に変えてくれると頼もしく思える。政治的な考えが少しは分かっているなら科学者のイメージをほとんど傷つけないで済むし、おそらく我慢のできない臆病者よりもよっぽど功績を残すことが出来るだろう。
私は引き続きブロゴスフィア内の洗練された科学コーナーをブラブラして、行く先々で新しい発見に出会うだろう。また素晴らしい科学のニュースや見解を科学者自身の解説付きで提供するつもりだ。お見逃しなく!
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