Digg(ディグ)が新しい機能を投入した。この機能の登場によって本当に大勢の人が疑問に思っていることがある。これがバージョン4なのかどうかだ。しかしながら、ディグの関係者のなかにはこれが新しいバージョンだと言っている人は誰もいない。そういうことだから、とりあえずこの問題は脇に置いておいて、先に進もう。
アップグレードにより新しい機能が加わった一方、なくなった機能もあり、その行方を一生懸命捜している我々は置いてきぼりを食ってしまった感がある。
まずは、新しく加わった機能を見ていこう。
インターフェース
生まれ変わったディグを訪問すると、まずインターフェースが変わっているのに気づくだろう。幅は1280に広がり、ナビゲーションが左側から上部に移動した。この変更はワイド画面のユーザーにとっては大歓迎だろう。また、News(ニュース)、Videos(ビデオ)、Podcasts(ポッドキャスト)はそれぞれセクションとして独立した。
「Top 10」リストと旬なネタ
画面の右側を見てみると、その瞬間人気のある10個の話題(あるいはビデオ)が目に入るはずだ。各トピックをドロップダウンしていくと、あるいはUpcoming(アップカミング)セクションに切り替えると、このトップ10リストはそれに応じて変わっていく。バージョン3がローンチされてからは、ディグの動作スピードが、フロントページとキューに関して格段に上がったことに気づいた人も大勢いるだろう。この新しい機能が加わったことで、このスピードに磨きがかかり、その瞬間の一番おもしろいニュースやビデオを見つけることができるようになった。
ビデオ
YouTube(ユーチューブ)やサポートされているその他のビデオサービスのビデオの場合、サムネイル上の「Play(再生)」アイコンをクリックすることで、ディグを去らずにこのビデオが見られるようになった。ビデオが綺麗で明るいインターフェース内に表示されており、ユーザーはその場でディグできるのだ。これによりディグを初めて使う人でもサイトを去らずにディグのコンテンツを楽しむことができるようになった。
ポッドキャスト
追加された機能の中で一番大きなものはポッドキャストへの新しいサポートだろう。ディグはポッドキャスト専用のセクションを設けた。この追加は、ニュースやビデオのセクションをさらに引き立たせている。聞いて、見て、ディグして、自分のお気に入りのポッドキャストのエピソードについて語り合うことができるようになった。
また、記事の代わりにウェブサイト全体をディグする要領で、ポッドキャスト全体をディグすることも可能だ。これも新しいディグのコンセプトである。現在のところ当然といえば当然だが「Diggnation(ディグネーション)」が頭一つ抜きん出ているが、将来的にこの傾向が変わっていくかどうかを見ていくのもおもしろそうだ。
ディグのポッドキャストセクションに立ち寄れば、ポッドキャストを楽しむためのニーズを十分満たしてくれる。ディグにポッドキャストが投稿されると、自動的に新しいエピソードが追加される仕組みになっている。さらに自分のプロフィールページにあるポッドキャストタブに進み、OPMLファイルをグラブすることで、自分のポッドキャストを持ち込むこともできる。
ディグがOPMLを提供したのはこれが初めてであり、できればこの流れが続いて欲しいものだ。もっとOPMLの利用範囲が広がってくれたら最高だ。(たとえば、ユーザーが自分のディグ、投稿、コメント、そしてフロントページにリンクを貼れるようなOPMLファイル)
ポッドキャストへのサポートに関して、ディグが密かに公開したおもしろいサービスがもう1つある。それは「Active Digging Technology(アクティブ・ディギング・テクノロジー)」と名づけられたコンセプトだ。このコンセプトについては彼らの「ポッドキャスティングに関するFAQ」で確認できる。基本的には、ポッドキャストをディグするときに、2週間に一度でもサイトを訪問してさえいれば、自分のディグが引き続き掲載されるというものだ。反対に、2週間ディグにログインしないと、ポッドキャストのディグが削除されてしまう。これは今後提供されるであろうサービスか何かの前触れだろうか?この機能を使っておもしろいことができる確率は非常に高いだろう。
削除された機能
もはやディグで味方が誰か判断することができなくなってしまった。つまり、あのページ「Friends(フレンズ)」へのリンクが削除されてしまったのだ。下に載せたURLに進んで、私のユーザーネームを自分のユーザーネームに変えればまだアクセス可能だが、サイトにはこのページへのリンクを貼っているところがどこにもないので、このURLの存続期間もたかが知れている。
http://www.digg.com/users/bloodjunkie/friends/befriended
問題は、なぜソーシャル的な行動を取ることに一生懸命だった彼らが、これほどのソーシャル機能を削除してしまったか、ということだ。確実に眉をひそめている人が大勢いるはずだし、中には反ソーシャル的だと言う人もいるだろう。同時に、ソーシャルニュースサイトにおいては匿名性が増すことで全体的な質が上がることにつながると言う人もいるだろう。どちらにしても、今後は自分の友達になるかどうかを判断する材料がユーザーのプロフィールだけになってしまった。
今後期待される機能
ディグのバージョン3がでる以前に、不当に隠されてしまった記事を再び蘇らせることができる機能が追加されると言われていたことを思い出して欲しい。「隠す」機能はよくディグで悪用されており、新しく追加されるはずの機能はこれに対抗できるものだ。
去る9月、ディグで上位にランキングされているユーザーが不正しているという大騒動があった。その結果、ケビン・ローズは、サイトに変更を加え、「トップユーザーページ」に新しい機能を追加して、いいコンテンツを投稿するユーザーとディグ上で旬な記事を見つけるのがうまいユーザーを見分けることができるようにすると約束した。
私は定期的に多くのディグのユーザーと話す機会があるのだが、彼らが一番求めているのはパフォーマンスの向上だ。ディグは私が使うウェブページのなかでダントツに遅い。ブロードバンドのこのご時勢に、ディグのように1ページをロードするのに10秒以上もかかるサイトに大勢のユーザーが訪問している例はほとんどない。サイトにユーザーが多く集まれば、それに反比例してスピードが落ちる。我々の多くが他のソーシャルニュースサイトでもスピードの遅さに慣れっこになってしまっているが、ディグにはもう少しスピードを上げる努力をしてもらいたいものだ。
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