PR…。認める覚悟は出来ている。私はPRのプロではない。半年前までは学生の身分であり、今から半年後、自分がクビになってなければそれで満足だ。まだ経験は浅いし、PR業界がどんな世界か理解しようとしている最中だ。だから読者の皆さんには我慢して付き合ってもらいたい。
私がホーム(職場といったほうがいいだろう)と呼ぶこの分野を理解するにはちょっとした説明が必要だ。このコラムの共同ライターで友人のエド・リーが「PR入門」というタイトルのコラムで一度PRについて触れている。私のコラムがツボにはまったら、「PR入門」には必ず目を通しておいてもらいたい。エドと私はRL(「セカンドライフ」愛好家にとっての実生活)で知り合ってから4ヶ月が経っており、オンライン(ゲーム内)では20年間といったところか。
それで、私は何者かって?私はクリス・クラーク。これから隔週でPRやソーシャルメディアに関するちょっとしたコラムを書いていく予定だ。
私に関する情報となぜ私がブログヘラルドにコラムを書く資格があるのかについて説明しよう。過去半年間、私はカナダで一番ソーシャルメディアに強いPR企業、Thornley Fallis Communications(ソーンレイ・ファリス・コミュニケーションズ)に勤務している。採用されたのは大学院を卒業してすぐのことだ。これはひとえにブロゴスフィアにおけるオンラインでの熱意とPRに関する自分のブログを立ち上げたからだろう。次に気づいた時には、私は忙しい割には、展開するのが遅いPRの世界にひざ下まで浸かっていた。23歳の誕生日から2週間後のことだ。
そう、確かに私は「展開するのが遅い」と書いている。PRは伝統的に「プレス(報告)」することがすべての業界だ。プレスリリース、プレスキット、プレスリリース、プレス会議、そしてまたプレスリリース。当然ながらこのプロセスが今まさに変わろうとしている。ブログヘラルドを読んでいるあなたは、我々が「ソーシャルメディア」と呼んでいるメディアに対しては自分を飾ることなく正直に接しているだろう。伝統的に、PR業界の人間はマスメディアを利用して、自分たちのクライアントのメッセージを消費者に伝えていた。マスメディアを利用する欠点は大部分のオーディエンスはそのメッセージに関心がないことだ(さらに、本当に伝えたい相手はそのメディアを利用してさえいなかったりする)。ソーシャルメディアに感謝。
ソーシャルメディアを使うと、PR業界の人間は自分のクライアントのオーディエンスと個人ベースでつながるようになる。当然ながら伝統を重んじるクライアントがこれを理解するのは時間がかかるが、理解できるクライアントは躊躇せずに行動に移る。たとえば、配送におけるイノベーションについてのプレスリリース(実際に我々はクライアントのShipping Pal(シッピング・パル)のために行った)を全国紙に掲載する代わりに、オンラインで、― ブログ、ポッドキャスト、掲示板など何でもいいし、どこでもいい(これもシッピング・パルのために実行した) ― 興味を示しそうな人たちに情報を投げかけることができる。クライアントにはオンラインでも活動するように薦めるつもりだ(シッピング・パルはしっかり同意してブログをローンチした)。我々がしっかり仕事をこなせば、世間でも話題になるだろう。そうすれば彼らはサービスを試し、クライアントにフィードバックを送ることになる。もし気に入れば他の人にも教え、気に入らなければ、クライアントがちゃんと不満の声を聞いているか、そして消費者が気に入らなかったことを是正しようとしているか我々が確かめることになる。その後、おそらく変更を勧めた人が周りの人に、どうやって改善させたかを話すようになるだろう。これは数時間のうちにみるみる広がり、大勢の人の話題となる可能性も秘めている。それでは、休憩がてらにマスメディアが真似しようとしている姿を想像しよう。でもあまり笑わないように!
おまけとして弊社ではやっていないが、他のPR企業が行っている実態をちょっと教えよう。彼らは偽のソーシャルネットワークのプロフィール作ったり、Digg(ディグ)のようなユーザー投稿型ニュースサイトへ我々のクライアントの話題を提供したり、ジャーナリストやブロガーを買収してクライアントに関する記事を書かせたり、Wikipedia(ウィキペディア)を編集したり、偽の草の根運動をしたり(ここでうまく説明されている)、グーグルの検索結果を操作しようとしたりしているのだ。
PRについて私が書けるのはこれぐらいだ。2週間以内に次のコラムの話題となるような、何か新しいことを学べることを祈ろう。
[原文へ]
トラックバックURL:
http://jp.blogherald.com/2006/12/16/pr-means-public-relations-not-press-release/trackback/
コメントはありません